Wednesday, February 25, 2015

No Title

ひとつわかるたび

ひとつ苦しくなる。

でもこれは

どこでも起こりうることだ。


守るべきひとが守らないとこの手からすり抜けることを

忘れるべきじゃない。


「べき論」って、好きじゃないけど。

Monday, February 23, 2015

あっという間の2月最終週…!

おはようございます。カサハラです。
ゆうべは17時から22時まで新宿で職場の同期さんと飲んだカサハラです。
ビールは白穂乃香が好きですカサハラです。

ちなみに今週は水曜日に隣の部署の方と飲み、木曜日は予備校時代の友達とゴハン、さらに日曜日は院の同期とランチの予定です。
散財ではありませんがこんなに会いたいひとと会っていると、近々死ぬのではという不安に駆られます。

今朝は新しいファンデーションをおろしたところ、ミラクルなつけ心地で感動しています。
うまくお化粧が乗ると、やはり嬉しくなります。

昨日、同期の方と飲んでいて、「私の人生の目標は誠実に生きることとひっそり生きることだ」と話したら、「誠実に生きること」はとても大切だとお褒めの言葉をいただきました。
(あ、ちなみに同期といっても年齢もキャリアもあちらの方が上です)

日々生きていたら嘘もつきたくなるし嫉みもあるけど、その中でそう思えるのは良いね、と。

まあ適度に嘘もつくし嫉みもありますが(えっ)、
目の前の相手に真摯に向き合いたいということです。うん。

なんかまとまらなくなってきたのでこのへんで…。
じゃ、労働に行ってきます(´∇`)ノ笑

+++

ただいま…(21:53)。

ひっさしぶりに,それこそ高校生とか大学生ぶりに,朝書いた記事を編集しなおして書き足しているよ。

↑がとてつもなく中途半端なので,そのつけたしでもしてみます。

そうそう。そのね,同期の方とイロイロお話したのだけど,その中で「同い年の先輩とよくうまくやってるねー」という話が出てきました。

えっ,そーですか?(・ω・)と思ったんですが,同期の方からはそう見えるようです♡ヨカッタ。笑

まぁそうね…。いかんせん,私は大学5年生をエンジョイしてしまったから,大学院に入った時点で先輩はかなりの率で同い年だったのです…。
その時も,年は一緒でも先輩は先輩だしなーって思ったし。だから自然と言えば自然…。

でももっと根っこがある気がして,うんうん考えてみたところ,学部時代の一つ下の学年の後輩さんのことを思い出しました。学年は一つ下だけど,年齢は一つ上。それでも彼女は私を先輩として扱ってくれた。そんな彼女のことを。
そのひとは年齢とか公にしてたけど,そういえば周りには年齢隠して,年は私のお姉ちゃんと同い年の後輩もいたな。彼もまた学年は一つ下だった。謎だった。笑

あと大学院でも,同じゼミの後輩さんが年上だったな。その方も先輩として慕ってくれたなぁ。

なので思いました。ひとは,扱われたようにひとを扱うのだと。
一概に,すべてがそうだとは思いませんが,ベースはそこなんだと思います。

だけどやっぱ同い年であっても先輩は先輩で,私より社会人としては1年先輩なので,キャリアに敬意を払うべきだと思ってます。うん。

…あぁ,やっぱりうまくまとまらなかった。笑



はふぅ。なんだかんだでもうすぐ社会人1年目が終了する…。

どんな成長ができたかな。
2年目も誠実に,誠実に。そして着実に伸びていきたいです。

Sunday, February 22, 2015

そう言えば今日は猫の日。

2月22日が来るたび、今日は猫の日だと思い出す。「0222」のタグをクリックしていただければ理由は書かれていると思うので割愛しますが、私の中でインパクトのある日です。

昨日は、昨年春からどこで何してるか全然わからなかった、でも学部時代いちばん仲の良かった友達とお茶をしてきました。新宿にて。

東京に来てからの私のことを、ぜんぶ知ってくれている人。
ありがたいひとです。

彼女はまだ私の両親と会ったことはないのだけど、会ったら親はびっくりするかもしれないな。それくらい性格が違うから。
ほんっと違う。何で仲良いの?とかたまに大学の友達にも言われる。
でも相性って、「自分と似ていること」ではないのだなぁと改めて思います。
たっぷり話せて良かった。また来月東大で会えるといいなぁ。


あと昨日は、高校時代の担任達が14回目の飲み会をしたという連絡を受けました。
この春で卒業して8年…。(ぞわぞわ)
私の学年の担任団、仲良いなーって改めて思います。当時から思ってましたが。

そういえば、担任団の人数も私の学年の部活の同期も同じ人数なのに、私達は全然会えてないねぇ。
難しいねぇ。東京と長野県に散ってるからねぇ。
不定休のおしごとしてるひとが半分だから(役者と看護師。笑)余計難しいねぇ。

でもあと一年ちょっと生きたら、私達タカ先輩の年を超しちゃうね。
だから誰か結婚式とかあげてちょうだい。先輩後輩に子持ちがいる中で私達が全員未婚なのが愉快でなりません。
みんな自分のやりたいことややらなきゃいけないことで手一杯のようです。私達らしいです。



人生、タイミングと覚悟。タイミングと覚悟ですよほんとに。
だからあのひとは今日メールを送ってくれた。

Friday, February 20, 2015

Real Time

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ひとってほんとうに、ストレスで老いてゆくのだな。

久しぶりに痛感している26歳と4ヵ月。



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Thursday, February 19, 2015

他人を信じることと自尊心について,昨日気づいたこと。

先週は職場の先輩の結婚式だったわけですが,

不器用の塊であるカサハラは自力でヘアアレンジができません。

結婚式やら2次会やらのときには,いつも行きつけの美容室でセットしてもらっています。今回もそうでした。

9時に美容室。本来の開店は10時なので,早く開けてもらう約束を1月にしておきました。

結婚式当日。パタパタと急いで美容室へ。


がっ。


いざ建物の前まで来て,見えました。電気のついていない美容室が…!

おやおや…?(^^)

前に8時に開けてもらったときはピカピカ電気がついて,ちゃんと店内の音楽も流しててくれましたよ…?


階段を上がりドアを開けてみると,開いた!

そしてアシスタントのひとが暗い店内でタオルをたたみまくっていた!

きょとん顔である!


これはもしや…?(^^)



はいっ,担当さん来てない!!!



アシスタントのひとに電話してもらって,飛んできてもらいました。笑



担当さんを待ったのは20分くらいで,その間アシスタントのひとにホットカーラーを付けてもらってたので,職場の同僚の方との待ち合わせにはギリギリ間に合ったのですが…

到着した担当さんはどんべこみしてました。どんべこみ。(久々にこの単語使った。)
見ていてかわいそうでした。笑



しかし,なぜか私,これは予想の範囲内だったのです…。
お店に行って担当さんがいないということが…。
アシスタントのひとがいたからまだよかったけど,最悪店の前で待つんじゃないかと思っていました…。

だから思わず担当さんが来たとき,「すいません,予想してました…。」って言っちゃいました。笑



それを同僚の方に報告したら,

「お店のひと,そんなに信用できないの…?」

って言われました。それを聞いて


(´_`)あれ?


と違和感。

ううううーん,確かに私,(もしかしたら担当のひと来てないんじゃ)って本気で予想したし,前日には「明日予約入ってますよね?」ってリマインダーで電話しようかと思ったけど(←でもこれは電話かけるなら逆だと思ってやめた),それって担当さんを信じていなかったとかそうではないんだよな…。でもこの不確か感はなんだろ~と考えていました。

そしたらゆうべΣ(゜д゜)ハッと答えが出たので,書き記しておきたいと思います。


カサハラさん,自尊心が低いのだわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

知ってたけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

でも同僚のひとの一言で再認!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


他人を信じていないんじゃなくて,

(自分は他人に覚えられていないんじゃないだろうか)とか

(どうせ覚えててもらえないだろう)とか

そう思ってるんだわ!!!発見!(ていうか再発見)


何かの約束に限らず,特に私は名前(を覚えられているか否かで存在を認知されているかがわかる)でそういうふうに思ってるんですが(そして昔同じようなことこの日記に書いてる),そういう一番低いところ、“覚えられてない”まで見積もっておけば,「予想外」にはならないからショックが小さくなる。傷つきを抑えられる。

そうやって無意識のうちに自己防衛しているんだわ~!!!


だから逆に,名前でもエピソードでも覚えててもらえると,すごく嬉しくなってしまう。コロリとなってしまう。笑

多分職業的にも,陽の下で仕事をしている(イメージの)学校の先生とかと違って私はひっそり生きていく職業で,こちらの存在を忘れてくれれば本望…という感じだから,余計そう思うんだろうな。


改めて自分が感じている自分の価値のなさにびっくりですよ。

昨年中学時代の心の友・花とゴハン食べたときに「カサハラには価値があるんだよ」と言われても,申し訳ないけど全く響かなかったのですが…やはりこれはある程度自発的に価値を見出さなければ意味がないと思うのです。

遅れてきて平謝りしている美容室の担当さんに対し,私は(人生ハプニングがつきものだな!)と思うと面白くなっちゃって「大丈夫ですよ,アハハ」とポジティブに声掛けしたのだけど,「でもいくら私がこう言っても,意味がないんでしょうね。」とも言ってしまった。でもそういうものだよね。
いくら周りが許したり,認めたりしても,自分が自分でそう思わなければ。いくら慰められても許せないものは許せないし,自分を肯定することができない。そういうものだよね。


自尊心が低いのは決して良いことではないけど,それを認識できて…なんというかよかった。自己理解が深まったという意味ではね。

「めっちゃ心広いですねカサハラさん」とも担当さんに言われました。
いや,なんかそうではなく…。
見方によっては,怒りを抑えたり,出さないようにしているのかもしれません。
私も自分で,鏡の中の自分を見ながら,(私怒ってないの?)って自問しましたが,怒り…というのは感じませんでした。
相手を攻撃したくないという気持ちももちろんあるかもしれませんが,どちらかというと(あぁ,やっぱり)みたいな…実験が予想通りだったときの「何もない感」に似ているのかも。


なんか長くなっちゃったのでこのへんにしますが,とにかく他人を信じることと自尊心の低さは全くの別物だという話です。思考(=「覚えててもらってないのでは」)が一緒だったとしても,その出発点は全くの別物。だという話です。

おしまい。

Tuesday, February 17, 2015

Real Time

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東京で生き抜いていくんだ。



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Monday, February 16, 2015

2000年代(半ば)のギラギラ感と音楽。

短期記憶が抜ける前に書かなければいけなかった記事のあれこれ(関東大会の記録的なもの)を書いて一段落したので,長期記憶を使ってひとつ記事を書いてみたいと思います。
今日のテーマは2000年代のギラギラ感と音楽について。

考えよーと思ったきっかけは,千曲の関東大会で小川先生に言われた

「あの時代(2000年代半ば)は,ギラギラしてたよね。」

というひとことから。

お芝居はその時代のあれこれを吸って吐いてできる生き物だと思うので,そのお芝居が生まれる文化の土壌に何があったのか,ちょっと考えたくなってみたわけです。

で,その土壌なのか…時代のあれこれを吸って吐いてできた別の生き物なのか微妙なところですが,「音楽」もまた,時代を反映するモノのひとつなのではと思うわけです。

…ということで!今日は2000年代(半ば)のギラギラ感と音楽をすり合わせてみたいと思います!
果たして似通う点があるのでしょうか。



中信地区の高校演劇がギラギラしてたのは2003年~2004年がピークだったと思うのですが,その少し前の2001~03年に売れた曲(邦楽)を調べてみると…

2001年
1位 『Can You Keep A Secret?』 宇多田ヒカル (148.4万)
2位 『M』 浜崎あゆみ (131.9万)
3位 『PIECES OF A DREAM』 CHEMISTRY (113.1万)

2002年
1位 『H』 浜崎あゆみ (100.0万)
2位 『traveling』 宇多田ヒカル (85.6万)
3位 『ワダツミの木』 元ちとせ (83.9万)

2003年
1位 『世界に一つだけの花』 SMAP (210.8万)
2位 『虹/ひまわり/それがすべてさ』 福山雅治 (89.3万)
3位 『COLORS』  宇多田ヒカル (88.1万)


時代を引っ張っていたのは宇多田ヒカルと浜崎あゆみだということがよくわかります…。
あと,グループじゃなくてひとり。あるいはふたり。SMAPはちょっと特例。
そして特徴として挙げられることは,この曲のほとんどが,歌ってるひとたち自身によって詞が書かれているということ。彼ら自身が歌わされていないこと。

この時代は「主張したいことは自分で」だったようです。あ,主張したいことがあったとも言えるかなと思います。(今がない時代とは言ってないです。念のため。)


  • 「近づきたいよ 君の理想に おとなしくなれない Can you keep a secret?」(宇多田ヒカル『Can You Keep A Secret?』)
―おとなしいよね…。今,多分,世の中…。絶食男子がいる時代だし…。アグレッシブですね。

  • 「それでも全てには 必ずいつの日にか 終わりがやってくるものだから」(浜崎あゆみ『M』)
―終わりも始まりもないふんわりした曲が多い(ように感じる)2010年代を思うと,しっかり終わりがあるって言ってるあたりの主張の強さ。あとメロディーが高揚しているあたりは,2000年代ならでは。

  • 「キミが最後に詰めた夢のカケラたちは今どうしてる? ボクは二度とは戻れない時代なんだと 気づいた」(CHEMISTRY『PIECES OF A DREAM』)
―“夢のカケラ”というフレーズが2010年代であまり聞かないものではと今ふと思った。

  • 「君の事思い出す日 なんてないのは 君の事忘れた 時がないから」(浜崎あゆみ『H』より『Hanabi』)
―3曲A面シングルというあたりが時代です。今はジャケット3種類でやっと売れる時代です。この歌詞も強烈だったなぁ~。

  • 「もう自分には夢の無い絵しか描けないと言うなら 塗りつぶしてよ キャンバスを何度でも」
―これも2000年代だから出たメロディーだろうなぁと思う。間奏のダダダダ…が強め。そして責め直せと言っている歌詞。強め。


でね,絶対私は『世界に一つだけの花』で時代が変わったと思っているの。個人的にね。
競争主義からオンリーワンになってるでしょ。その1年前に学校だって相対評価から絶対評価になって,誰でも通知表に5がつく可能性が生まれた。“みんな違ってみんないい”文化。比べられることから降りた。そんな感じ。
…あ,比べられることから降りたというか,降りてはいないけど,順位づけされることから降りた感じ。そして昨年大ブームを起こした『Let it go』こそ,評価されることそのものから降りたと思っているよ。私は。

そして「みんないい」文化になって,仲良し(に見える)アイドルグループなんかが売れる時代に入っていく。一人で強い主張をするひとを越えていく。それが2005年とかから顕著になっていく。

そう思うと,2000年代のはじめあたりはどちらかというと単独のひとたちがギラギラしてたと言っていいのかな…(-ω-)
そしてそのギラギラを受けてギラギラしたお芝居をつくっていく…。


うーん,あんまりうまくまとめられなかった!
今回は音楽の面からだったので,次は事件とか事故とか,他の流行りものの面から考察してみたいと思いまーす。
とりあえず音楽からはこんな感じ…。まったく薄い記事になってしまったわ!(焦)

Sunday, February 15, 2015

結婚式に行ってきた!2015年第1弾☆

先日。

職場の先輩の結婚式に行って参りましたーーーーー♡♡♡

はわぁ~(*´ω`*)しあわせ,おすそ分けしてもらってきました。


私の中で,きちんと式から出させていただいたのは3回目。(小学生の時に出たいとこの式はノーカウントにしよう…。)

これまでの2回はどちらも教会式だったのですが,今回は初の人前式!(゜▽゜)



とても…



とても……




さむかった……ブルブル(((-ω-)))ガタガタ




この日,東京,最高,9℃…。

でも私はお庭ではコートを羽織らせてもらったからまだあれです。

やっぱり一番寒いのは花嫁だったのだろうと思います…。

会場。レストランでお式というのも初めてだった。

お庭のポンポンした飾り。風に揺られてカワイイ。


いやしかし,こんなにポップな式があるとは!自分の知ってる「結婚式」の引き出しが増えました。笑

誓いのキスじゃなくてハグだったり,リングピローがレゴだったり!かわいかったー。

フラワーシャワーもした!同僚の方のおてて。


ちなみにこの日たべたものはこんな感じ。

レストランだからたべものもおいしかった。でも魚介がたっぷりで私は泣いた。

シャーベット。ぺろり。

メインのおにく!ワインを20本使用したらしい。ホロホロだった…。

デザートがいっぱい♡しわわせ♡カサハラさんはババロアが好きだ♡


新郎新婦のお席にも,こんな素敵なプレートが。


新婦である職場の先輩は,同じ長野県出身の方。
東京で就職して,東京で結婚して生きていく…。
いやぁ…長野県の星です…(´▽`)

当然職場関係の上司もお呼ばれされていたのですが,中には元・上司の方も。
なんとなんと,夏にお酒の席でご一緒した方もいらっしゃるではありませんか!(しかも隣の隣の席!)(そのときの日記がこれ。)

当時私は肝臓を悪くしていたのですが,私のことなんてきっと覚えてない。覚えていたとしても肝臓の人としてインプットされてるに違いない!と思っていたら…

長野県出身のひとだって,ちゃんと覚えられてた…(´▽`)

すごい!なぜだ!と思っていたら,肝臓を悪くしていたことも覚えててくださってましたが,「地層で家を選んだ人」ということで覚えててくださったみたい。かなり上司の方的にインパクトがあった模様…。
(そう。私は大学の近くという基準は全くなく,大地震が起きた時にどのエリアが安心かを基準に東京の家を選んだ人。笑)
(ちなみに2006年11月26日の日記にもしっかり書いている。笑)


とにかく,結婚式ってキラキラしてて,未来を感じられていいですね。

ご親族の方の中で,我々の職業的にすっげー気になるお子さんがいて,その子がパタパタと走り去るたび,我々は目を輝かせてしまいました。完全なる職業病です。笑


改めて,せんぱーい!お幸せにーーー♡

来月は初めて後輩にお呼ばれされたので,これもワクワク!
しかも男の子なんだけど。大丈夫なのかなと思いますが,おすそ分けされてきたいと思いまーす。

Friday, February 13, 2015

guilty or not guilty

「もう限界でした。親子を装うことも,私を新しい人間として育てることも。いつの間にか時代に追い付かれ,置き去りにされ,何もできないまま色褪せていくのが耐えられない。そう言ってお酒をあびるほど飲むようになりました。」

「私はただ,親子としてあの人と東京へ行く。その時間を取り戻したかっただけです。満員の地下鉄であの人の腕につかまるたびに覚えた,あの痺れるような思いを,もう一度…確かめたかっただけです。」




『聞こえない方の耳で聞いてくれ。俺は結局人民の中はおろか,生活の中にも入ることができなかった。俺は一生を棒に振り,人生を破産した。だが逃げたんじゃない。戦ってきたんだ。でも俺はもうただの人間になりたいんだ。』

「父さん。」

『俺は父さんじゃない。』

「私はあなたの娘よ。私を作ったのはあなたよ。」




「どちらでもいいんです。無実と無罪が別なものであることを私は教わっています。それに私達のことは最後まで,私達にしかわかりません。」





坂手洋二作品のせりふ。

20代になってから,一層思い出すようになったせりふ。

逃げたんじゃない,戦ってきたんだっていうせりふが,私はとても好きなの。




時代に追い付かれ,置き去りにされ,色褪せていくのって,このブログのようだなと,いつも思っています。

Wednesday, February 11, 2015

関東大会に行ってきた!2015 ~南北合わせて22校観たから,勝手に○○賞!~

さて,約3週間弱かけて,南北の関東大会の感想をmemo/かんげきにupさせていただきましたー。長い道のりだった…(´▽`)

南の関東大会はアタマから数えて10校,北の関東大会は全部観てしまいました。(いい年して,いい年して…。)
同じ「関東大会」と言っても,やっぱり都県それぞれに特徴があって,南北で全く違う個性が感じられたのも面白かったです。

せっかく22校観たので,長野県大会に引き続き審査員ごっこをしちゃいまーす!笑
カサハラリカさん的○○賞を挙げて,関東大会の大きなまとめとしたいと思いますそれではどうぞー!

◇最優秀作品賞
神奈川大学附属高校『恋文』
→私の心の中で,浜松海の星高校と最後の最後まで競っていました…。作品の作り方としては共通している部分があるんです。それは,ここまでドンピシャリなキャスティングをしているということと,楽しんでお芝居しているのがこれでもかというくらい伝わってくること。神大附属は,当て書きかと思うほどのキャスティングに加え,個が本当に立っていました。題材は2010年代らしいのかもしれないけれど,その表現がこの時代にあえて!?と思うくらいどストレート。現代に足りない何かを見せてくれたような気がしてなりません。

◇優秀作品賞
浜松海の星高校『大正ガールズエクスプレス』
→エンターテイメントってこういうもののこと!ストーリーでぐいぐい引き込まれたのはもちろんですが,個を生かしたキャスティングや,“ここは魅せるところ”という切り替えが巧かった!小道具や衣装への美の意識もものすごく感じました。さらに音楽。狙って作っているシーンがめちゃくちゃ格好良くて,このお芝居にならお金を出していいと純粋に思いましたし,幕が下りた後なぜだかすごく悔しくなりました。「やられた!」って。本当に満足度の高い作品でした。

静岡理工科大学星陵高校『ブルーシート』
→息ができなくなるほどの圧。その圧で,涙が出そうになりました。悲しいとか感動とかではなく,ものすごい勢いで,この作品が私に迫ってきたから。彼らにしか見えない,彼らだからこそ見える風景とか,ぐちゃぐちゃした思いとか,生きるってどういうことなのか,「今」って何なのか。だけどここにいることを証明したい。覚えておきたい。彼らの津波のようなエネルギーが,舞台中に溢れてました。あと,登壇するところから始まるのが素敵。

東京都立桜町高校『死刑囚のπ』
→この題材に挑んだ桜町高校と顧問の先生をリスペクト。東京に生きる高校生達だからこそ生まれた作品だと思いました。欠落した何かを抱えながら生きること,それなのに一方で情報過多であること,そんな混沌とした世界の中で自己を確立しなければならないこと。そのために何かを愛したいし,愛されてここにいていいことを実感したい。それが難しい世の中なんだなということがヒリヒリ伝わってくる作品でした。感想にまとめがたい,だけど忘れられない衝撃が走った作品。

埼玉県立秩父農工科学高校『D-パラダイム』
→顧問の先生が替わっても部員が替わっても,学校として一定のクオリティを保ち続けていることがどんなに大変なことか。さらりとやってのけてしまうこの学校に,高校演劇のあゆみとこれからの希望が詰まっている気がしました。現実に直面できない心の脆さ,感覚鈍麻になって忘れないと進めない現代のスピード,2010年代だから出てきた作品だと実感。民主主義に流された先もちょっぴり見えた気がして,恐ろしいと感じた作品でした。

長野県松川高校『べいべー』
→一度観たけれど,やっぱり脚本を使って自分達を魅せる術を知っているあたりはさすがです。全作品中,一番安心して観ることができました。このメンバーで観ることができて,本当に満足です。長野県が今できることの集大成が,この作品なんだろうとも思います。


◇最優秀男優賞
静岡理工科大学星陵高校『ブルーシート』シガタツ役の方
→この作品に出てくるひとはみんなインパクトがあったのだけど,中でも目を引いたのは,緑のパーカーを着たシガタツ。バットをレイナに向けるところ,「人は,見たものを,覚えておくことが,できると思う。忘れることが,できると思う」のインパクト,「お前のことは知らない。だから好きじゃない」のインパクト,言葉でなくて踊りで表現する圧。タッパがあるから見栄えもよくて,声も必死で。忘れがたい存在です。


◇最優秀女優賞
浜松海の星高校『大正ガールズエクスプレス』田辺よし子役の方
→この方の地声を聞いてみたい…!第一声から引き込まれました。キャラクターが本当に生き生きしていて,いつの間にかよし子ちゃんのことを心の中で応援している自分がいました。表情,声色,弾けた動き…本当に魅力的な方でした!あと,二人羽織したときの手や指のしなやかな動きが美しくて,うっとり!


◇創作脚本賞
千葉県立成田国際高校『繭の中』
→3.11系の作品の中でも,かなり新鮮で面白い切り口。2人芝居なのに喋るひとは1人しかいないという覚悟もすごい。登場人物の8人を通して,たった1人をあぶり出していく作りが面白かったです。


◇演出賞
神奈川大学附属高校
→出はけの絶妙なタイミングや,「ちょっと立て」なんかの狙ってる芝居,登場人物がバタバタしている姿や本気で相手に接する潔さが,観ていて気持ちよかったです。巧妙という言葉はこういうものに使うのでは!


◇音楽賞
浜松海の星高校
→作品の世界観をうまく表現している!きっと音源を聴けば,作品を思い出すんだろうなと思います。作品の世界に引き込む音楽,作品を象徴する音楽,きちっと筋が通っていて素敵!かっこよかった!


◇衣装デザイン賞
浜松海の星高校
→キャラクターの個性に合わせた袴や着物があれだけ揃うなんて。よし子ちゃんのオレンジ,千世様の着物の色,マリ子ちゃんのチュールスカートなどなどなど…本当に合ってました。文句なしです。


◇視覚効果賞
東京都立桜町高校
→22作品中唯一,たっぷりとロスコを使っていたり,デザインの照明(羽根のような…)を使っていたり。何といっても延々と続く円周率を生で白パネルに書いていくあたりはかなりのインパクトでした。そう。視覚効果で生を感じることができました。


◇舞台美術賞
静岡理工科大学星陵高校
→後ろの瓦礫が象徴的。美しいとも思ってしまった。あの中に,善も悪も生も死も,全て詰まっているんだろうと直感的に感じました。


+++

やっぱり今回も偏ってしまった気がしてなりませんが,私の心揺さぶられた部分を細かく書き留めておきたかったので,記しました。これが南北それぞれだったらまた多少違ったと思うのですが,それだと片っぽのブロックで選び出せない可能性もある&関東大会としてまとめたかったので,こんな感じにしました。


そうそう。ここで,以前から言っていた地域の特性について,北関東の分と神奈川について自分なりにまとめてみたいと思います(ちなみに南関東についてはこちらで述べてます)。

北関東に出場した長野埼玉群馬栃木新潟,そして南と合わせて神奈川。どこも特色がありました…。

長野は,在るものに対して実直に向き合っていて,エネルギーの方向が外向的というよりは内向的。外にも関心はあるけれど,自分の内面に焦点がある感じ。

埼玉は,都会のど真ん中ではないけれど適度な引っ張り具合があって,遊び心を持って生きてる様子が伝わってきたし,

群馬は,地域や古典のような歴史的なものを自分達に寄せて自己を見つめているように思えたし,

栃木は,大人に惑わされずに,普遍的な高校生の視点から気になるものを焦点化していく姿勢が見えたし,

新潟は,冷たい日本海や山からの風に吹かれながら,良くも悪くも閉鎖的(←外に出られるまでが大変という意味で)な世界で生きているというところが感じられたし,

神奈川は,静岡とは違う太平洋の開けた感じがあって(静岡よりも,海の向こうに相手がいることをもっと意識している感じ),大人数の関係の中で揉まれながら生きていることが伝わってきました。


新潟を見て,山梨と近いものがあるなーと思ったり(外に出る・壁を越えることが大変),群馬と栃木は良い意味で振り切ってるなーとか,神奈川と静岡は海に面していても目指す方向が全然違うなーとか,いろいろ思いました。
面白かったです!

あと,たとえば長野で言うと,関東まで行くと「長野県」としての特徴が見えるけど,県大会だと「各地区」の特徴があるんじゃないかと,振り返ってみて思います。北信とか東信とか中信とか諏訪とか,2校選ぶところは特に。その場でしか見えないものがあるし,その土地の文化を吸って吐いて生きているひと達が作っているんだなーと,しみじみ思いました。既成であっても創作であっても,その土地・その学校だからそういう芝居ができる,というものがあるんだろうと思います。

はいっ,一応これで関東大会に関する記事はまとめられたかなーと思います。
長々とお付き合いくださりありがとうございました。

念のため書き記しておきますが,私は熱心な高校演劇ファンというわけではありません。今年度はちょぴっと気合いを入れてしまっただけです。明日は普通にNODA・MAP観てきます。
でも,高校生のお芝居ってパワーもらえますね。大人でも子どもでもない,高校生の力って本当にすごいなぁと改めて思いました。
彼らに負けず,私も日々生き延びていきたいと思います。

おーわり。

Real Time

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今日はICUでべんきょうしてくるよ。

人生2度目のICU。そういえば初めて行ったときも、こんな時期だったなぁ。もう3年だ。




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Tuesday, February 10, 2015

Real Time

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私何もわかってなかったなぁ。

なんにも。





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Monday, February 9, 2015

今日職場の先輩と雑談したあれこれ。文具トーク。

昨日無事に伊東屋にたどり着き,ボールペンの替え芯(青の0.5)とご祝儀袋に加え,クルトガを!!!買ってしまったよ!!!!!

先月新しいシャーペンを!!!買ったばかりなのに!!!!!!!!!



…カサハラさんは,学部時代から長年uniのα-gelを使っていて,先日2代目のクリップ部分が壊れてしまったのです。

そして買った3代目。しかしその子も,今後は職場で予備子として活躍することになるでしょう。
なぜなら昨日4代目を買ってしまったから…。(ぜいたく)

せせせ,先輩が!職場のせんぱいがクルトガを使っていたんだよーう!

そのせんぱいの字がとってもきれいなんだよーう!
そしておーるうぇいず書く字が細いんだよーう!
クルトガ効果だと思うんだよーう!(; ;)


…で,見つけてしまったよね。クルトガ搭載のα-gelを…。

あと3週間早く出会いたかった…。


普通のα-gelより高いし,迷ったけど,今の職場はめっちゃシャーペン文化だからガンガン使うし,小さい字もみちみちっと書くから,すっきりした線で書けることはとても理想的なことなのです。
その理想に近づけるツールがクルトガだと思った訳です。


今日3名分くらいの記録を書き上げ,確かにすっきり書けることを実感。すごいなクルトガ。しかし芯が削れるというけれど,一体どういうしくみで君は削れるんだい。

そう思ってさっきwebサイトに飛んでみました。なるほど。紙からシャーペンを離したときにくるくるするのね。だから他のシャーペンと比べてふにふにするのね。紙に書く瞬間。

最初は書きにくーいと思っていたけど,本当に垂直にして書くと良い感じ。使い心地に慣れれば違うのかしら。



でもって,今日クルトガ先輩(←)に「クルトガ買いました」報告をしたところ,「運命のシャーペンって出会えてないよね」という話に。

私はボールペンには出会えているので,マイボールペンの紹介を先輩にしました。

カサハラさんの愛用ボールペンは,α-gelと同じくuniのジェットストリーム。
猛威を振るうフリクション(?)に並んで,伊東屋での扱いはなかなかな規模なので嬉しい限りです。

わたくし,気づいたんです。
ボールペンって,お店で試し書きするときはどれもスルスル良い感じなのに,家や職場で使うと「アレ?」って思うのがなぜなのか。

そっれっは!

お店の試し書き用紙って,いい紙だからだよね。
でも職場で使う紙なんて,所詮再生紙だよね。
コピー用紙や再生紙でスルスル書けるペンこそ,マイベストな運命のボールペンなのではないか!

…ということでM2の春くらいから3本くらいを使い比べ,出会えたのがジェットストリームさんなのでした。
使い始めた時は0.7だったけど,0.7ってちょっと重くて。あと書き出しにインクがぼてってなったりするので0.5にしたところ,これがドンピシャリに良く,以来0.5を使っています。

そしてマイジェットストリームをクルトガ先輩に試していただいたところ,「良い!」と言っていただけました。うふふ。
…えぇ,決して私が開発したものではなく,ただの消費者ですが,自分が見定めて使っているものの良さをわかってもらえる人がいるって,嬉しいなぁと。

あと,万年筆って自分の字のへたさが露呈するけど,それでも使いたいよねとか。(使って満足する先輩とわたし)



…という,オチも何もない雑記100%の日記でした。
良い文具を使ってべんきょうも仕事も効率を上げたいものです。ちゃんちゃん。

Sunday, February 8, 2015

Real Time

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忘れないように,めもめも。

今日SV終わったら伊東屋に行って,

今週末のご祝儀袋と,仕事で使ってるボールペン(青)(0.5)の替え芯を買う!!!

さて,出かける準備するかね。

…はっ!そうそう。東京駅のSuicaも申し込まねば!



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Saturday, February 7, 2015

3週間ぶりに自宅にいる土曜日。

ごきげんよう。先週,上司から給与明細とともに平成26年のお給料まとめの紙をもらい,その額にドン引きした私です。

なんてことなの…。リアルに低所得者層なんですが私…。

大学院出てるからって高所得者とは限らないのですよ!(誰に言ってるの)

でもそれを覚悟して今の職業に就いたはずなので,とりあえずひっそり凌いで生きるしかないです…(-ω-)安定して生きられるようになるのはいつになることやら…。


そして私,前々から思ってたけど医療費控除できるんじゃないかと思っている…。
今年こそきちんとお医者さんの領収書をためておこう…。
あと電車の回数券を買うときも,領収書発行しよう…。


あぁぁ,生きるって大変。


+++


そんな私のほしいものリスト2015。

□noonの腕時計。No.45のピンク。
 →これは数年前からずーっと狙ってるけど,今年こそゲットしたい!きちんとしていて秒針ついてる腕時計,持ってないから。仕事的にも秒針ほしいから。

□ネイビーのバッグ。
 →もちろんA4サイズが入るもの。去年の今頃,就活用に黒のバッグを買ったけど,やっぱり印象として重たいなぁ。もうちょっとオシャレなところとして,ネイビーがほしい!

□ちょっと大ぶりなピアス。
 →ぷちっとしたピアスとか,揺れるピアスは買ったから。今度は大ぶりなものがほしい今日この頃です。

とりあえずこの3つかなー。今のところ。
どれも,絶対無ければだめなものじゃなくて,あるといいもの…。
社会人1年目だった今年は必要なものを揃えるのに必死だったけど,来年度は充実させる方向にシフトしたいものです。

だけどないのは先立つもの…!

はっ,パトロン!ほしいものナンバーワンはパトロンだわ!笑

はわわ。
こんなふうに現実逃避して,そして戻ってきて,また生きていくわ…。

Friday, February 6, 2015

昨日の夢の,登場人物。

バイトBの後輩くんが夢に出てきたーと昨日書いたのだけど,

彼,徳島にいるのです。今。

地震が起きていたなんて,夕方くらいに知ったよ。無事なのだろうか。


なーんか,ね。

(きゃ,予知夢?)とは思わないけど,何かがつながってるなァなんて思う今日この頃です。

Thursday, February 5, 2015

ふんわりマイルドどりーむ。

長い時間眠ると見るような夢を見た。

バイトBの後輩が出てきた。バイトBには後輩がわんさかいたけど、同じ大学の子は彼だけだったので、気持ちかわいがっていた。(いやもちろん他の子もかわいがってましたよ)

元気かしらね。

ふだん具体的な夢をみないので、思いを寄せた今朝。

Tuesday, February 3, 2015

うれしい。

うれしいこと。

2年弱,一緒に勉強してきた中3の女の子。

第一志望の高校に,受かったーーー(; ;)

ぶわぁぁぁあん。よかったぁ…。

連絡来なかったから本当に不安だった。

中学3年間が報われた感じ!


本当に,よかったね。

高校はたのしいぞー。

好きなこと好きなだけやれるぞー。

気の合う友達にも出会えるぞー!!!


はーぁ。ほんとによかった。



でもまだあの子は,勉強の仕方を身につけてない。

あと2ヵ月で,私はどれだけのことを手助けできるかな。

困ったときに何を見ればわかるかを伝えること,そこだけは,最低ライン守りたい。


はー。

とにかく今日は安心。うれしい。うれしいのです。

Monday, February 2, 2015

関東大会(千曲会場)に行ってきた!2015 その②

ごきげんよう。カサハラです。
関東大会千曲会場の日記,後半を綴っていきたいと思います。

◇1・Sun

気づいたら月が変わっていた…。
この日の朝,ホテルの厨房から怒鳴り声はしませんでした。安心。

昨日先生からいただいた栄泉堂あんずプリンが激ウマだったので,この日は自分のおかねであんずロールを買ってしまいました。笑

デザートでヨーグルトを買っていたのに!デザートでヨーグルトを買っていたのに!!!(ノロ`)
しかし食べ物の後悔は尾を引くので,0.5秒迷って買いました。(つまりほぼ即買い)

お昼にいただきましたが,これもまた美味…(*´▽`*)
スポンジが多かったりモソモソしているとがっかりしてしまいますが,このロールケーキはクリームとのバランスがとてもよかったです…。うっとり。←
朝の1校目が終わってから買ってお昼に食べたのだけど,クリームが溶けてなかったのは長野県だから。常温が冷蔵庫だから。笑

そしてありがたーいことに,大会中ぷちぷちつぶやいていたら,Twitterのフォロワーさんが前の晩から増えていました。笑
そしてそして四捨五入して30なカサハラさんとお話したいと仰る10代の高校生さんがいらっしゃるではありませんか…!

休憩の合間にうまいことお会いすることができました。タイミングって大事。

お声をかけてくださったのは,長野県大会のときに,私のカッサカサな心を潤してくれた,長野東の方でした。
もーーーー(; ;)話している途中,泣きそうになってテンパってしまって,自分に自分でおいおい!って思っちゃいました。笑
でもお話できてよかった!本当に素敵な作品だったんだもの!これも先週千葉で顧問の先生にお会いできたおかげ!顧問の先生,改めてありがとうございますー!!!

ひっそり…がモットーなので,あんまり出しゃばらないでおこうと思っていましたが,勢い余って話したいと思っていた同じ学校の方ともお話できてしまいました。感無量…。あわわわ。


観劇で,あ,違う,感激で胸がいっぱいだったのに,さらに元松本深志高校の小川先生も見つけてしまったので,県大会に引き続きプチダッシュで追いかけ,お話させていただきました…

(話したいひとと一日でこーんなにお話できるなんて。明日あたり死ぬんじゃないだろうか。笑)

先生は私が書いた,屋代高校版『南京の早春賦』の感想も読んでくださってました。ぎゃわわわ…。
そしてお話する中で,

「あの時代(2000年代半ば)は,ギラギラしてたよね。今はあんまり,そういう作品を観ない。それが悪いとかではないけど。」

と先生が仰いました。

  あぁ,そうだ。あの時代は,本当にギラギラしてた。特に,私がいた中信地区。伝えたいことが各校あって,県大会に行きたいってどこも必死で。いや違う。県大会なんて当たり前で,もっとその先を目指してた。それこそ全国を。部員も顧問も死ぬほど演劇してた。死ぬほど。

  でも,今回の秩父農工科学高校とか,前橋南高校なんかは,2010年代だから出てきた作品なんだと思う。やっぱりお芝居は,時代とリンクしている。世の中をトレースしているし,映している。

  先週も思った。心理学の研究に流行りがあるように,演劇にも流行りがある。もちろん高校演劇にも。2010年代半ばを生きる高校生達は,今こういうことに興味関心があるんだ,今はこういう時代なんだって。

  それから,八千代会場の記事でも書いたけど,ひとくちに高校生と言っても,どこで生きるかによって全く違う育ちになるんだなって。(これはまた,後日改めて書きたいと思います。)

その中で,ギラギラしてた作品の一つである『南京』を2010年代にぶっこむことは,かなり異質だし冒険だったと思います。私は関東の上演順を見た時に,(一番最後に爆弾が落ちるな…)と思いました。現代を生きる高校生は,あれを観て何を思ったんだろう。

長野県の松川高校が2年連続で全国行きを決めたということは,それだけ長野県のレベルが上がったということなんでしょうか。全国に通用する力があるということなんでしょうか。

いいなぁと思う反面,私は小川先生の言う,ギラギラしてた時代にいられてよかったと思います。全国に行く学校がなくても,ギラギラしてた,あの時代に。

現代の子達はTwitterで他校同士交流してて,すごいなと思っていました。それはインターネットやSNSが発達したからかもしれないけど,もしあの時代にそういうものがあったとしても,私達の世代はバチバチ火花を散らしていたので,きっとそういう使い方はしなかったろうなと,今この日記を書いていて思います。
どちらがいいという話ではありません。
高校生としての私は,その時代でしか生きられなかっただろうなと。そう思います。

先生とお別れし,最後の屋代を観て…北関東大会の最後の公演が終わった!と思ったら,サプライズでリハの様子をまとめたムービーが会場に流れました。すっごいおもてなし精神!これ考えたひと優しいなぁ。40回大会の塩尻会場ではそんなのなかったよ!

結果発表まで聞いて帰る!という最後の最後で,長野東の気になっていた役者さんともお話することができ,思い残すことなく千曲市を去ることができました。

でもって,私は帰りの新幹線に乗るときはほぼ毎回,その土地のお酒を買って車内で飲むことを楽しみの一つとしています
今回は,真澄!諏訪の真澄!!
今年の年末年始に真澄で作った梅酒を飲み,それがうまうまだったので,元のお酒も飲んでみたいと思い買っちゃいました。笑
真澄は180mlだったよ…。翌朝全く残らなかったよ…。
ビールよりワインより相性いいんじゃないか,私の体…。

飲みやすくておいしかった(*゜▽゜*)さすが私の生まれ故郷のお酒!←あまり関係ない

でもってでもって,私はお芝居を観た後はすぐにボーカル入りの曲を聴く気分になれないので,溝口肇の曲を聴くようにしています。部活で作った作品で,よくお世話になっておりました…。

シャッフルにしてるのに,自分が関東大会に出たときの曲ばかりかかってしまうので…

新幹線の中で…

号泣!!!!!ヽ(;▽;)ノ

Twitterで「お話ありがとうございました」とかを高校生の皆様とやりとりしていたこともあり,

号泣!!!!!ヽ(;▽;)ノ

さらに真澄をガッと飲んだせいで,自分史上最強に酔いました。
私は本気で酔うとどうなるのかという限界を大学生のときに知っておきたかったのですがそこまで行けず今まで生きてきてしまいました。どうやら泣くひとになるらしいです。笑
(そのときの気分とか,飲んでる状況によりけりだと思うけど…)

泣き疲れて気づいたら,東京駅に着いていて,知らないお姉さんがポンポンと起こしてくれました。
やべぇ超はずかしい。笑

3年前には…出身高校と東京を行き来していた時期があったのだけど,あずさが新宿に着いても起きられず,車内清掃のおじさんに起こされたときはかなりショックでした。それに近いものを味わいました。笑 


そして帰宅後は死んだように眠り,今日はゆっくり午後から出勤しましたとさ。



あ,そうだ。話前後しちゃうけど,最後の最後に長野東の気になっていた役者さんとお話できたとき,「(本当の本当に地元で関東を開催できるのは)20年に一度」という言葉が出てきました。
私も現役のときに本気の地元で関東がありました。地区大会と関東の会場が一緒っていう。本気のやつ。
そう思うと,私もラッキーガールだったのかもしれません。(ガールね,ガール。)今回は屋代の皆さんがそうだった…のかな。
今回出会った高校生の皆さんは,どんな大人になるのかな。もう二度と会わない方もきっといるだろうけど,人生のうちの一瞬でもつながりを持つことができて,カサハラさん幸せでした。


レポ的なものを期待した方,すみません。笑
あくまで日記なので。このブログ…。
2015年を生きる高校生や周りの大人の「今,ここ」に触れることができて,とても幸せな2日間でした。

運営に携わった皆様,出場された皆様,本当にお疲れ様でした。かなり満足です。ありがとうございましたー!

関東大会(千曲会場)に行ってきた!2015 その①

ごきげんよう。カサハラです。

今年度は謎のスイッチが入ってしまったため,地元の中信地区大会から始まり,長野県大会,全く縁のない南関東大会に出かけてしまいました…。なんだろ,コンプリートしたい精神かな…。
(ちなみに関東大会の八千代会場の総括はこちら)

…ので,長野県が属する北関東大会にも足を運んでしまいました!今日はその日記。プチ旅なので,その記録でもあります。つまり長いです。それではどうぞ。笑

◇30・Fri

仕事帰りに直接あさまに乗り込み,ぴゅーっと。
この日,東京は雪がざんざか降っており,足元悪くて大変でした。水気が激しいぜ,東京…。

あさまに乗るたび(゜д゜)ハッ!!ってなるんですが,東海道新幹線と違って,長野新幹線って切符確認しにこないんですよね…。
この日も,いつ車掌さんが来てもサッと出せるようにしておいたのに,待てども待てども来ず…。
大宮過ぎたあたりで気づきました。笑

上田で新幹線からしなの鉄道に乗り換え。上陸するのは初めてでした。長野県は広いなぁ。
上田駅は「お城口」と「温泉口」から構成されていました。な,なんて魅力的な出口…!
松本駅も,私が大学生のときに東口西口から,お城口アルプス口なんてこじゃれた名前に変わりましたが,ここにもお城口があったとは!ときめきました。
あと,待合室には影絵の藤城清治さんの作品が輝いていました。素敵!
金曜の20時台。待合室にはそこそこひとがいて,プチ荷物を抱えた私は座れなくてもちっちゃいスペースに荷物を置けただけでありがたかったのですが,近くに座っていた女子高生がスペースを空けてくれました。なんて親切なの!ありがとう上田の女子高生!(ノд`)
上田駅にこんなものが。長野県が調子に乗っている。笑

しなの鉄道に揺られること30分。
しなの鉄道…大学生のときに乗ったことがありました。
サークルでの合宿が夏でも冬でも戸倉上山田だったので,合宿が終わったあとに一人団体行動を乱し,戸倉駅から篠ノ井までトコトコ揺られ,篠ノ井線に乗り換えて松本まで帰っていたものです。
戸倉上山田の山には,夜光る謎の建物があるのですが,それが電車からも見えて懐かしかったです。

屋代駅前はコンビニがないくせに,個別の塾がポコポコ建ってました。需要と供給のバランスはそれで良いのか気になりましたが,まぁそれで成り立ってるんだと思います。


◇31・Sat

大会初日!天気予報では大雪とか出てましたが,実際は舞う程度で,積もらなくてよかった。
泊まったホテルで朝ごはんを食べていたら,厨房からスタッフと思われるおばさんの怒鳴り声が聞こえてきました。(「○○さん,△△お願いします」『わかってるわよ!いちいちうるさいなぁ!!』…みたいな。)はたらくって,おかねをかせぐって,いきるって,大変だなとしみじみ思いました(´_`)

できる限りの防寒対策をし,会場へ!

もうかたっぽの入り口の方が多分表。私は屋代駅側から入ったのです。


開会式が…なーんか,びっくり!!
先週南関東にお邪魔していたので,どうしても比較になってしまうのですが,
長野県の教育色の強さに,びっくり!!!!!(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)

来賓紹介に祝電披露に市長の挨拶!!!
なかった!こんなの南関東になかった!(あ,市長の挨拶はあったかな。)
私は東京に出てきてから,都会の方々に「長野県出身なの?じゃあ教育県だね」と言われて初めて(え,そーだったんだ)と知りました。でも長野県って学力試験とかでそこまで高い点数を取る県じゃないし…開智学校もあるけど,ちょっとハイカラなだけだと思っていたのです。笑

でもその意味が,なんだかわかった気がしました。点数では測れない,こういうところがそう言われる所以なのか…と。笑
それが「カタい」とか「まじめ」とかそういう訳ではなくて…再・認!良くも悪くも型が崩れない。そんな感じ。


ちなみに,先週南関東大会でお会いした長野東高校の顧問の先生,北関東では現地実行委員のいちばんえらいひとでした。ひょぇぇぇ!
開会式が始まる前にも,ホールの入り口でばったりしてお話することができました。なんか改めて長野県でお会いすると,こそばゆかったです。笑


今回は会場のある千曲市が全面協力しているということで,地元のお店数店がマルシェとして出店されていたのですが…

長野東の顧問の先生,休憩の合間を縫ってわたくしめにプリンをプレゼントしてくださいました!!!!!(; ;)

ぬわーーーーーーーーーーーん!!!!!!
なんて嬉しいことをーーーーーーーーー!!!!!

先生,ありがとうございました…。おいしくおいしくいただきました…。

こんなの。↓
(有)栄泉堂さんのあんずプリン。上の層のあんずが美味…☆
高校生のときに食べた,松本市双葉の「春夏秋冬」以来の衝撃でした!
ちなみに栄泉堂さんのお店は千曲市稲荷山にあるそうです。

外は雪が舞っているし,めちゃくちゃ寒かったんですが…
地元フィルターがかかっていると自覚していますが,大会の雰囲気は,南よりこちらの方が温かかったように思います。おもてなし精神というか…例えばお昼を食べるための椅子の数とか,速報とか,マルシェとか,そういうところ。

そうそう。私,速報読むの好きなので,南関東でも楽しみにしていたんですが…なかったんです,八千代会場!びっくり!八千代だけだったのか,南関東自体にそういう文化がないのかは謎ですが…。学校の様子や作品が,パンフレットからの情報のみだったので,ちょっと切なかったんです。
でも,千曲は初日の朝の時点でその日上演する高校の速報が置いてあり,安心しました。速報ってスピード勝負だし,情報をピックアップする力とかいろいろ必要だと思います。短い時間の中で充実した内容の速報を作ってくださったみなさん,ありがとうございました…。楽しませていただきました。


さてはて,この関東大会で,私は観劇以外でやることがありました。

そっれっは!

(長野県)松川高校のとある部員さんにお会いすること…☆

その部員さんとはTwitterで繋がっておりまして,私が観劇用のブログ(memo/かんげき)に書いた県大会の感想を読んでくださっていたのでした。なので一度ご挨拶を!ということになっていて。

もう高校生じゃないし(´v`)
ていうか四捨五入すると30になるし(´v`)(´v`)
いい年して何してるんだ私(´v`)(´v`)(´v`)

…とも思いましたが,お顔がわかるのは私の方なので,お昼休みに突撃!笑
無事お会いできて嬉しかったです。そして不思議な感じ。私は現役時に自分から積極的に他校のひとに声をかけることなんてなかったので,SNSの力すごいなと思ったし,高校生じゃないからできたことなんだろうなと思います。
(感想は高校生のときにも書いていたしwebにもupしていたけど,誰からも「会いたい」とか言われたことなかったなと思い出しました。多分他校のひとからしたら,かなり嫌な人だったに違いない…。)

私は人生のモットーとしてひっそり生きてくことを大事にしているので,それだけでも十分表に出てしまったと思ったし,うふふふーって幸せだったのですが,別の高校の方も,「人違いだったらすみません。カサハラさんですか?」とお声をかけてくださいました…!目が合った瞬間,(来る!!)と思ったら,本当に声をかけてくださいました。笑 ←その方もキャストさんだったので,私は一方的にばっちりわかっていたのです。うふふ…。全然ひっそりしてない…。

高校生からしたら,四捨五入したら30の人なんてかなり年上で話しづらいだろうなーと思うのですが,私は非常に光栄でした…。初日におはなしできた皆様,ありがとうございました…。


初日が終わり,人から勧められたイタリアンのお店,La・Foret(ラ・フォレ)へ…。

その道中にゃんこに遭遇…。

ひっそり。

ひかえめなまなざし…。

ひとりファストフード,ひとり牛丼,ひとカラ…いろいろひとり○○を経験してきましたが,遂にひとりイタリアン。どれくらい注文すれば適量なのかわからなかったので,とりあえずSサイズのピザとイタリアンビールを。笑
サラダも注文すればよかった…。普通に一枚ペロリと食べてしまった。

そんなこんなで心も体(胃袋的な意味で)も満たされた初日なのでした。
長いので,二日目は別記事に致します…。