5月25日は,もし晴れたら,旅に出る予定なんだ。
カメラを,一眼レフを持って,ふるさとをめぐりたいんだ。
一眼レフを,今度買うんだ。
むかーしから,ずっとほしかったもの。
私の目,私の鏡そのもの。カメラ。
それでいつか,理科の教科書に載ってるような星の写真を撮るのが夢。
そんで,いちばんに撮りたいものは何だって考えたときに,
あっ,そうだふるさとだって。
誰も知らない。
facebookにいる200人以上の「友達」も,
弟も,きっと覚えていない。私だって覚えていない場所へ,行きたい。
それはきっと「喪の作業」だ。20年弱経っても,まだ終わってない。
いきたい場所ははっきりイメージできるのに,それがどこかわからない。
それがかなしくて,今朝夢で泣きました。
わからないって訴えたら,お母さんが手を引いてくれた夢でした。私は5歳くらいの,小さな女の子でした。
普段,自分が小さかったときの夢とか見ないので,「あぁ本当に行きたいんだぁ」と思いました。
きっと,あの場所から引っ越さなかったら,まったく別の人生があったのだろうと思います。
きっと登園しぶりもなかっただろうし,不登校もなかった。演劇部にも入らなかっただろうし,大学院にだって入らなかったかもしれない。
そんなこと考えたって仕方なくて,生産性のない話だなぁとは思うのですが,
「もしかしたら実在した自分」に
思いを馳せずにいられないのです。
はぁ。
どうして涙が出るんだろう。
悲しいのか,懐かしいのか,よくわからないや。
でも今,ふたつさがしてる住所のうちのひとつが見つかって,住所をGoogleの地図に入れてみたら,20年前に住んでたのとおんなじ名前の建物があって,びっくりした。
まだあるんだぁ。
もちろん建て替えているだろうけど。
みてみたいなぁ。いってみたいなぁ。
死ぬ前に,もう一度。
・・・まだ死なないけどね。笑
そんなこんなで,
来月はふるさとめぐりの旅に出るのです。
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