高校時代,定期的に買っていた雑誌は「りぼん」と「せりふの時代」でした。
なんて偏った女子高生だったのだろう。
高3の冬に,大学生になることを見据えて大人化を目指そうと思ったとき,いろんな雑誌の表紙の中でも目に飛び込んできたのが有村実樹ちゃん擁する「JJ」でした。こんな風になりたくて,長野県に住む私からするとすげーハイソな雑誌だったのですが,実樹ちゃん見たさに毎月買っていたのでした。
実樹ちゃんが「JJ」から卒業していき,雑誌自体に魅力を感じなくなり,次に引っ越したのは「CanCam」でした。女子大生の王道雑誌だったのでこそばゆく,STモデル(「Seventeen」モデル)上がりの子が次々とこの雑誌に流れてくるのを眺め,時の流れを感じていたのでした。なんとなく,このキャピキャピ感にはついていけなかった…。
気づいたら実樹ちゃんは「AneCan」にいて,私もタイミングだと思い,2012年くらいからこの雑誌に引っ越しました。大人になった実樹ちゃんはきれいが加速していて,やっぱりこんな風になりたい~と思ったのでした。
気づけば「AneCan」は自分が一番長く買ったファッション雑誌で,キラキラした気持ちをいっぱい分けてもらえる雑誌でした。
旬なコスメとかファッションのエッセンスをちょこっと拝借して,自分に自信をプラスできていたような感覚。
そんな「AneCan」が廃刊すると決まり,私はここ数ヵ月路頭に迷っていました。廃刊は12月号だけど,そこから次はどこに引っ越すのか,秋ぐらいから雑誌を立ち読みしてはむむむむと考えてました。
そして本日無事着陸。
これからは「with」をお供にしていきたいと思います。
本当は実樹ちゃんが移る雑誌があるならそれを追いかけたかったのだけど,美容雑誌の「美的」にしか出ないというので。
やっぱりうっとりしたくて,宮田聡子ちゃんがいる&中身も私が好きなコーディネートが多そうという理由です。
でもでもやっぱり実樹ちゃんが好きなので,今月は「美的」も買ってしまいました。ファッション雑誌だけでは浅い情報なんかもがっつりで,すごいな美容雑誌…。って感じです。
きれいなものにうっとりしたり,私もこんな風になりたーいっていうあこがれの気持ち。
普段職場ではベーシックな色合いとシルエットのお洋服が制服の私にとって,OFFでこのあこがれ欲を満たすことはとても大切なのだな。
国内に3万ちょっとしかいないような外れたお仕事でもあるので,世の中の平均ぽいものにも触れられて,あんしん。
あー。きれいになりたい。髪も肌も。
お化粧もきれいに乗せられるようにしたいし,何より痩せたい。笑
そして最終的におしゃれになりたい…。
あこがれを眺めて,ちょこっと向上心を生もう。
それが,カサカサした心のオロナインになってくれる気がするから。
生まれて初めて,解禁日にボジョレー飲んだ記念の一枚。