Thursday, December 17, 2015

今年度最大の仕事が終わったの。

今年の,私の事例検討会が終わりました。

昨年は1年目だったから,同じ1年目のひとと一緒にちっちゃい事例を出したのだけど,今年はまるまる2時間半,私の事例…。



おかしい…。泣く予定なんてなかったんだ…。



ていうか今年度私職場で(しかもかなりの人の前で)3回くらいだふだふ泣いてるんだけど。やばくないか。もっと定期的に涙を出さないと,へんなところで出ちゃってやばくないか。中途半端に出ると全然泣き止めないし。
泣きながらおちゃらけるしかない自分に,自分の限界を感じた気がしました。笑

ていうかていうか昨日の先生初対面なんですけど。

初対面で泣かれるって…。ひどすぎる…。(-ω-)チーン。



でも,不安が不安だとわかってよかった。このもやもやが,不安だとわかってよかった。
自分が未熟だとわかってよかった。
言っていいんだってわかってよかった。
褒められてうれしかった。
こういうふうにやりたいということが意識化できてよかった。



上司は心理のひとじゃないから,つまらないんじゃないだろうかとか,

私の単調な語り口で同僚のひとを眠らせてしまったらどうしようとか,

そんなことを考えていて,

自分の思考のカタさもよーく実感できて,

でもそれを先輩は受け止めてくださって,

情けなかったりありがたかったり嬉しかったり,いろーんな感情がわんさか溢れた2時間半でした。



生の,生の感情に触れることに,触れられることに,

怖さがないといえばそんなの超超超ウソだし,未熟すぎてギャーンってなるし,悔しいし,パターンじゃないことを投げられたときに対処できない自分は超嫌だ。

だけど,やめられないよ。Twitterやってるとお芝居面白いなってことを高校生達が教えてくれるけど,お芝居以上に手触りのあるお仕事です。



先生が,「なかなかこういうことは教えてもらえないけど」と言って教えてくださったことがとても新鮮で,なるほどと思った。

こういう介入(事例検討会での助言)があると,これまで連続していたものが,クライエントにとっては不連続になる。不自然になる。検討会を経て,こちらは変わっているはずだから。変わっていないと,この2時間半の意味が全くないから。

この,不連続や不自然について,私達はクライエントに説明する必要があるということ。そうか。そうだね。じゃなきゃただの気まぐれな大人になってしまう。

修士に入って以降,そんなこと誰も教えてくれなかったなぁ。新鮮な見方。




抱えてもらえることは,力になります。

このタイミングで見ていただけて本当にありがたかった。
柔軟に,でも中立を保って。
心理士として,熟達していきたい。昨日は改めてそう思った日なのでした。

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