Tuesday, December 29, 2015

(今更ながら)県大会に行ってきた!2015 ~9校しか観てないけど,勝手に○○賞!~

ごきげんよう,カサハラです。

今年も地区大会に引き続き,長野県大会にも行って参りました。
(ちなみに北信&中信地区の総括はこちら。)

昔から思っていたことですが,やっぱり高校演劇は2年連続観て初めて面白くなってきますね。

本当は全校拝見したかったのですが,諸事情で最後の2校は観られず(;ω;)ざんねーん!






それでも9校観た,ということは…?





今年も…??





審査員ごっこができるんじゃ…???





(*゜∇゜*)☆





ということで!


またまたカサハラリカさん的,勝手に○○賞を発表します!じゃじゃん!!!笑




◇最優秀作品賞
該当作なし

→すみません!今年はどうしても見つけられませんでした!昨年の松川の『べいべー』は間違いなく会場をノックアウトした作品だったと思うんですが,今年は判定勝ちだったかなと思います。私がこの1年で全国大会までお出かけしてしまい,知らず知らず見る眼が厳しくなってしまった可能性も否めません…。来年に期待です!


◇優秀作品賞
茅野高校演劇部『話半分』

→演出・音響・照明・舞台美術などを3年生がしっかり締めていて,上級生のレベルの高さがこれでもかと伝わってきました。3年間の集大成の舞台というものがあるなら,この公演がそうなのではと勝手に思ってます。あとパネルに出るタイトルがたまらなかったです…。


◇最優秀男優賞
茅野高校演劇部『話半分』シゲル役の方

→今年も彼一択。声とか身体の使い方はある程度のトレーニングができたとしても,体格ってやっぱりどうにもいかないところがあると思うのですよね…。そう思うと彼は,持っています!兵隊さんとして見た時にビジュアルでハマっているしお芝居の幅もある方で,安心して観られました。


◇最優秀女優賞
松本美須々ヶ丘高校演劇部『木の葉に書いた歌』葉子役の方

→美須々の感想で書いた通り,このキャストさんの低くて重みのある声にやられました。テンション高めのところから心身共に弱っていく姿に嘘がなくて,思わず引き込まれました。昨年もインパクトある役を演じていらっしゃいましたが,今年はダントツで良かったです。


◇脚本賞
長野清泉女学院高校演劇部『宇宙の子供たち2015』

→北信地区大会の時からすっごいホンだなと思っていました。テーマとしては重いのだけれど,その重さを超越する子どもの空想の力に魅せられる脚本だなーと感じます。女子高生が演じるにも無理してる感じがなくて,ちゃんとカンパニーの実情や個性を踏まえて書いているんだろうな。


◇演出賞
該当作なし

→多分初見で清泉か蟻高か美須々を観ていたらどこかが入ったかもしれないのですが,どれも2回目でハッとする感じが味わえなかったもので…。


◇音楽賞
茅野高校演劇部

→選曲もタイミングもレベルも,すんごく心地いいところでかかっててびっくりしました。裏方のプロが3年やるとこうなるんだなという感じです…。笑


◇視覚効果賞
屋代高校演劇班

→センターのオレンジのコロガシ,窓に映る歯車など,見せたい色や画が明確だったなーと感じます。そのために邪魔されてしまった動きや,映像がややぼやけすぎていた感じもありましたが,挑戦的なところにピピっときました。


◇衣裳デザイン賞
松本蟻ヶ崎高校演劇部

→あえて靴を履かない選択,千里と坂井で早替えしても違和感がないトップスなどなど,細かくてシンプルなプランが舞台に映えていたなと思います。高校演劇で良いサイズ感のものを全員が揃えるって大変だと思うんですが,きちんと揃っていて良かったです。


◇舞台美術賞
松本美須々ヶ丘高校演劇部

→ラストシーンの木の葉ハラハラ~とか,「海辺のカフカ」ぼすん!とか,吊りものの使い方がうまい!落下スピードはこちらの衝撃のスピードでもあるなと思いました。カーテンしゃっていう造りも面白かったです。


◇ベストカンパニー賞
茅野高校演劇部

→完全想像の世界の賞。笑 でもお芝居を観るだけで,後輩が先輩をリスペクトしていることがよくわかりましたし,先輩の本気を感じることができました。小さな集団でも大きな舞台がつくれるということをきちっと示してくれたカンパニーだと思います。



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はー。書けた書けた。笑
自分の中の最優秀がないのもなんだかなと思ったんですが,自分の気持ちに反して無理矢理選出するのもどうかと思ったので,正直に記しました。

2年連続で県大会公演を拝見できた学校の中には,(あ,去年のあの人だ~!)とわかる方もいて,なんだか嬉しい気持ちになりました。高校は3年間しかないのに…そのうちの2年分観られるなんて,なんだか贅沢なことです。

私がカサハラリカとしてTwitterを始めたのが昨年の夏で,昨年の県大会はもっとひっそりしっとり感想をつぶやいていたのですが…。今年は気づいたらフォロワーさんに「お会いしましょー!」とか言ってる自分がいて,これで良いのかと自問自答してしまいました。笑
いつも(と言っても去年と今年に過ぎない…)フラフラ会場にいるから「また会える」と思ってしまうけれど,もう二度と会えないひとは確実にいるし,自分から動かねば絶対に会えないし話せないと思っているので,これでよかったかなと思います。でももうちょっとひっそりしたいな…。笑


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そういえば今年の県大会の講師の先生方はどなたも1年目ということで,コメントが現場の人っぽくて面白かったです。良くも悪くも昨年までの長野県の流れを知らないということが新鮮で。
ですが私は部活動である以上教育活動の一環だと思っているニンゲンなので,全くの部外者として聞く分には(ふんふんなるほどー!)って面白かったのですが,当人達からするとそこそこピリ辛コメントだったんじゃ…という気がなくもなく。笑
今回の大会のような「演劇部の発表」に限らず,教育的な寒天…違う,観点で何かを見るときには,点ではなく線で評価したいなと改めて思った次第です。


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で。今年おでかけした関東大会が北も南も面白かったので,来年もお邪魔しちゃおうそうしようと思っています。茅野と清泉の,今年度最後の大会公演を見届けたいと思います。

あと県大会の話とは逸れますが,私の地元中信地区でも遂に合同公演の風が吹くらしいので,気になっているところです。ちゅーえんれんからご招待とか来ないのかな。←

そう。今年までは,今年度までは,地元の高校のお芝居を頑張って観ようと決めていたので,そろそろ一応リミットです。来年度からは絞っていこうとは思っていますが,カサハラさん声をかけてもらえると嬉しいひとなので,生徒のみなさま&先生方,公演情報お待ちしております♡笑


改めて,充実した時間をありがとうございました。
そして出場&運営に携わったみなさま,お疲れ様でした。



ぱしゃぱしゃ撮った写真のあれこれ。

12年ぶりにやってきたサンテラスホール。

12年前に見たかもしれない風景。

こちらは高校生の方からいただいたマフィン。びっくり嬉しかったですー。おいしくいただきました。

上田に泊まったもので。駅までの道のりで見つけた衝撃の自販機。

来年からは「真田丸」自販機とかになるのかな。

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