昨日,朝。
電車を降りて,駅からてってけてってけと勤務先に向かって歩いているとき。
(は。2011年に入学した大学生って,今年の春卒業じゃんかー。)
ということに,気づきました。
と同時に,2011年の大学事情を思い出しました。
個人的に2011年と言えば,同じ年に入学した友人たちを見送って大学5年生をエンジョイしちゃった年であり,院試によーやく受かった年であり,卒論をよーやく出せた年でした。
その年,他の大学は入学式がなかったところもあり,法政は例年より2週間くらい遅く授業が始まったと聞いたし,早稲田はGW明けまで授業が一切ないと聞いたし,東工大は夏の計画停電に備えて7月?から夏休みに入れるようにGWも日曜日も返上して授業や実験があった(みたいな内容だった)と聞いた。3.11によって学びの枠がかなりイレギュラーだった。
幸い私の大学は,経営のえらいひとの中に旧山古志村の方がいらっしゃり,「早く“普通”を取り戻すことが重要」と仰っていたらしく,入学式も普通にあったし授業も普通に始まった。
ぽつんと大学に取り残されてしまった私にとって,この“普通”はとてもありがたかった。
たとえば,この年に早稲田に受かって地方から上京して一人暮らしを始めた新1年生とか,この時期どう過ごしたんだろうか。
「予定が何もない」というのは,とてつもない恐怖ではないだろうか。
授業開始を遅らせたのが悪いとかじゃない。この時期を乗り越えてこの春社会人になる大学生たちは,どんな大人になったのかなとか,どんなふうに生きていくのかなとか,なんとなく,答えも出ないことに思いを馳せただけ。
…と思ったら,カサハラさん気づきました。
2011年に入学してこの春卒業って,うちの弟のことだったーーーーーー!!!笑
弟は関西の大学に進んだので,意識しなかったのでした。
こっちも大学もいくつか受けていたけど,弟は変に東京にかぶれたり変なプライド持っちゃうような気がしたので,関西ののびのびした環境に身を置けてよかったなーと以前から思っていました。
が,こっちに進学したら影響もあったかなーと思うと,そっちでよかったねと改めて思います。
そんなことを考えていたのでした。
(今日も安定の,ヤマなしオチなしとっちらかり。)
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