Sunday, March 1, 2015

これで多分ホントに最後!2015年の関東大会を比較して閉じる。

3月になってもやっぱり書きたい!と思ったことがあったので,書き記します。

今年度の関東大会について,南北でちょっと比べてみました。


まず作品の内容について。
南の関東大会は,1日目の朝イチから3作品続けて3.11系(と私は呼ぶことにしています。東日本大震災による災害および人災を一括りにしてそう呼んでます。)の作品が続いたのに対し,北の関東大会はこの類のものが全くなかったのです。これはどういうことなのでしょう!

自分なりにうぬうぬ考えた結果…
当然すぎることかもしれませんが,その土地からでないと見えないもの,その土地にいるから見えないものがあるなと,ふたつの関東大会を見ていて漠然と感じました。そのことが良い悪いではなく,そこに生きるひとたちの等身大の姿なのだと思います。そしてそれが関東大会の作品群として反映されていたのかなと思いました。

例えば。私は今東京に住んでいるけれど,今回関東のために千葉県に泊まった時は(あー余震来ませんように)と思って眠りました。長野県に泊まった時は(とりあえず3.11の余震は来ないだろう)と思って眠りました。東京に進出するにあたり首都直下型地震を見越して住まうエリアを決めたニンゲンなので,小さい時から地震に過敏なのは自分でもわかっていますが…,でもそう思いました。

実際,茨城や千葉の方が内陸よりも余震が多く発生しているため,意識していようが無意識であろうが,そこに暮らしている人たちには,3.11はある意味日常に潜り込んでいる存在なのかも…なんて感じました。

「どうしてこの地域の高校がこの(震災の)芝居をやるの?」

終演後,客席からそんな声が聞こえてきたのを私は聞きました。

そこに生きる高校生が,彼らなりに3.11に向き合おうとした結果がそれなんだと思います。そしてその立ち位置は彼らだけのものであって,彼らにしか見えない何かがあったはず。どこに生きていたらやる資格がある,ないじゃないんだろうなと思います。きっと,どうしてそれを選んだのかということを問われたときに彼らの言葉がきちんと聞ければ良いのだろうと思います。


+++


あと,比較とはちょっと違ってしまうのですが,長野県の尽くす精神ってすごいなーと思ったことがあったので書いておきます。

千曲会場で結果を聞いていたとき,私の近くに神奈川から来たであろう方々(おそらく全国大会に行く学校の関係者のみなさん)がそばにいました。
複数人でいらしていてリアクションが大きかったので,ついついそっちを気にしちゃったんです(笑)。

最優秀の学校には,東御市のTシャツ工房キャンバスさんからTシャツ20名分くらいのプリント権の贈呈があったかと思うんですが,神奈川からのお客さんは「えぇぇ!?」「いーなー!」みたいにもらしてました。笑
県大会の時に東御市の会社がTシャツプリント権を出していたのがすごーいと思っていましたが,今回も出してたので太っ腹だなーと思いました…。すごいですね…。

それから,各校に上演時のブルーレイを送りますみたいなアナウンスが流れたときには「うっそ」「やばくね?」みたいなのも聞こえてきました。笑
その様子だと,どうやら南関東にはそういった特典はなかったようで…???(あったらすみません)
10年前のレザンホールでの大会も,テレビ松本さんが協力してくださって関係者向けにDVDが販売されてたので,そういうものはあるもんだと思ってました。都県によって多少勝手は違うんですね,やはり…。

改めて長野県の関東大会,お疲れ様でした。そういうところも含めてよかったです…。


はーい。そんなこんなで,ヤマもオチもないことがむしろ安定と呼べる私の,いつも通りの日記でした…(-ω-)
おわりですー。

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