Thursday, February 4, 2016

抱えられないこと。

年度終わりは決まって人生の迷子になります。カサハラです。ごきげんよう。


関東大会が終わったので,Twitterの設定(非公開にしてた)を元に戻しました。
大会規模が大きくなるとその分ツイートもいろいろなところに出回ってしまい,いろんな地域の方からフォローされちゃったりなんかすると申し訳ないなーと思っていたので…。(結局自分の好きなことと長野県のことしかつぶやかないから。笑)


そんなわたくし,日々高校生の皆さんのTwitterを眺めていて気づきました。


LINEはスクショされるのにメールはされないな。


ということ。


メールの代替手段としてLINEが世の中に浸透していると思っているのですが,LINEだって立派な一対一のやりとりじゃないですか。一応特定の相手に発している,手紙やメールと似たようなものじゃないですか。

なのになんでやたらLINEはスクショされるの?LINEは自分が発している言葉が載っているから?LINEそのものが公開的だから?(うまく言葉で表現できないけど。メールが閉鎖的なものだとしたら。それとベクトルが正反対というか。)


ていうか,


LINEは他人に晒されること覚悟で送らなきゃいけないと思うと超コワイのですが…。



公開している当人は,自分と相手とのやりとりの楽しさを周囲に知ってほしくて,共感してほしくて,ポチっと公開していると思うのだけど…。

その「相手」がそれを発見したときに,どんな気分になるか当人はどこまで考えているのかな。とかね。思っちゃうよね。誰かにチラ見せしたいのなら,本気でこっそりチラ見せしなよと思っちゃうのがアラサーな私の感じ方です。(そんなこと言うならフォローしなきゃいいじゃんという話になりますが。)



だけど高校生に限らず,我々大人も。
M2のときに集中講義で来て下さった臨床の有名な先生が,「最近はセッション(面接)であったことを抱えきれずにSNSとかに書いてる人もいるんだよね。」みたいなことを仰っていたのを,思い出しました。
一対一の関係性って,もっと濃密で,閉鎖的で,特に心理療法で繋がっている関係なんて繊細なものだと思うんですが,その重たいものに持ちこたえられてこその臨床家なんだぞーってことを,先生は伝えたかったのだろうと思います。

私も,SNSに持ち込んでしまうほど抱えられないということを,今まで100%しでかしていないかとなると…断言できないですが。でも職場内で収めるようにしてるつもりなのでね…。

なんだろう。仕事柄余計にもにゃもにゃしちゃうかな。一対一のLINEとかはね。
多分メールはそんな晒さないだろうからね。LINEってフシギな感覚のツールだね。



っていう,抱えられないことの,話。
自戒の意味もこめて。


バレンタインが近いので,無駄にチョコの写真とか載せてみる。
ゴンチャロフのねこさんチョコ。かわゆし。

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