Monday, February 2, 2015

関東大会(千曲会場)に行ってきた!2015 その②

ごきげんよう。カサハラです。
関東大会千曲会場の日記,後半を綴っていきたいと思います。

◇1・Sun

気づいたら月が変わっていた…。
この日の朝,ホテルの厨房から怒鳴り声はしませんでした。安心。

昨日先生からいただいた栄泉堂あんずプリンが激ウマだったので,この日は自分のおかねであんずロールを買ってしまいました。笑

デザートでヨーグルトを買っていたのに!デザートでヨーグルトを買っていたのに!!!(ノロ`)
しかし食べ物の後悔は尾を引くので,0.5秒迷って買いました。(つまりほぼ即買い)

お昼にいただきましたが,これもまた美味…(*´▽`*)
スポンジが多かったりモソモソしているとがっかりしてしまいますが,このロールケーキはクリームとのバランスがとてもよかったです…。うっとり。←
朝の1校目が終わってから買ってお昼に食べたのだけど,クリームが溶けてなかったのは長野県だから。常温が冷蔵庫だから。笑

そしてありがたーいことに,大会中ぷちぷちつぶやいていたら,Twitterのフォロワーさんが前の晩から増えていました。笑
そしてそして四捨五入して30なカサハラさんとお話したいと仰る10代の高校生さんがいらっしゃるではありませんか…!

休憩の合間にうまいことお会いすることができました。タイミングって大事。

お声をかけてくださったのは,長野県大会のときに,私のカッサカサな心を潤してくれた,長野東の方でした。
もーーーー(; ;)話している途中,泣きそうになってテンパってしまって,自分に自分でおいおい!って思っちゃいました。笑
でもお話できてよかった!本当に素敵な作品だったんだもの!これも先週千葉で顧問の先生にお会いできたおかげ!顧問の先生,改めてありがとうございますー!!!

ひっそり…がモットーなので,あんまり出しゃばらないでおこうと思っていましたが,勢い余って話したいと思っていた同じ学校の方ともお話できてしまいました。感無量…。あわわわ。


観劇で,あ,違う,感激で胸がいっぱいだったのに,さらに元松本深志高校の小川先生も見つけてしまったので,県大会に引き続きプチダッシュで追いかけ,お話させていただきました…

(話したいひとと一日でこーんなにお話できるなんて。明日あたり死ぬんじゃないだろうか。笑)

先生は私が書いた,屋代高校版『南京の早春賦』の感想も読んでくださってました。ぎゃわわわ…。
そしてお話する中で,

「あの時代(2000年代半ば)は,ギラギラしてたよね。今はあんまり,そういう作品を観ない。それが悪いとかではないけど。」

と先生が仰いました。

  あぁ,そうだ。あの時代は,本当にギラギラしてた。特に,私がいた中信地区。伝えたいことが各校あって,県大会に行きたいってどこも必死で。いや違う。県大会なんて当たり前で,もっとその先を目指してた。それこそ全国を。部員も顧問も死ぬほど演劇してた。死ぬほど。

  でも,今回の秩父農工科学高校とか,前橋南高校なんかは,2010年代だから出てきた作品なんだと思う。やっぱりお芝居は,時代とリンクしている。世の中をトレースしているし,映している。

  先週も思った。心理学の研究に流行りがあるように,演劇にも流行りがある。もちろん高校演劇にも。2010年代半ばを生きる高校生達は,今こういうことに興味関心があるんだ,今はこういう時代なんだって。

  それから,八千代会場の記事でも書いたけど,ひとくちに高校生と言っても,どこで生きるかによって全く違う育ちになるんだなって。(これはまた,後日改めて書きたいと思います。)

その中で,ギラギラしてた作品の一つである『南京』を2010年代にぶっこむことは,かなり異質だし冒険だったと思います。私は関東の上演順を見た時に,(一番最後に爆弾が落ちるな…)と思いました。現代を生きる高校生は,あれを観て何を思ったんだろう。

長野県の松川高校が2年連続で全国行きを決めたということは,それだけ長野県のレベルが上がったということなんでしょうか。全国に通用する力があるということなんでしょうか。

いいなぁと思う反面,私は小川先生の言う,ギラギラしてた時代にいられてよかったと思います。全国に行く学校がなくても,ギラギラしてた,あの時代に。

現代の子達はTwitterで他校同士交流してて,すごいなと思っていました。それはインターネットやSNSが発達したからかもしれないけど,もしあの時代にそういうものがあったとしても,私達の世代はバチバチ火花を散らしていたので,きっとそういう使い方はしなかったろうなと,今この日記を書いていて思います。
どちらがいいという話ではありません。
高校生としての私は,その時代でしか生きられなかっただろうなと。そう思います。

先生とお別れし,最後の屋代を観て…北関東大会の最後の公演が終わった!と思ったら,サプライズでリハの様子をまとめたムービーが会場に流れました。すっごいおもてなし精神!これ考えたひと優しいなぁ。40回大会の塩尻会場ではそんなのなかったよ!

結果発表まで聞いて帰る!という最後の最後で,長野東の気になっていた役者さんともお話することができ,思い残すことなく千曲市を去ることができました。

でもって,私は帰りの新幹線に乗るときはほぼ毎回,その土地のお酒を買って車内で飲むことを楽しみの一つとしています
今回は,真澄!諏訪の真澄!!
今年の年末年始に真澄で作った梅酒を飲み,それがうまうまだったので,元のお酒も飲んでみたいと思い買っちゃいました。笑
真澄は180mlだったよ…。翌朝全く残らなかったよ…。
ビールよりワインより相性いいんじゃないか,私の体…。

飲みやすくておいしかった(*゜▽゜*)さすが私の生まれ故郷のお酒!←あまり関係ない

でもってでもって,私はお芝居を観た後はすぐにボーカル入りの曲を聴く気分になれないので,溝口肇の曲を聴くようにしています。部活で作った作品で,よくお世話になっておりました…。

シャッフルにしてるのに,自分が関東大会に出たときの曲ばかりかかってしまうので…

新幹線の中で…

号泣!!!!!ヽ(;▽;)ノ

Twitterで「お話ありがとうございました」とかを高校生の皆様とやりとりしていたこともあり,

号泣!!!!!ヽ(;▽;)ノ

さらに真澄をガッと飲んだせいで,自分史上最強に酔いました。
私は本気で酔うとどうなるのかという限界を大学生のときに知っておきたかったのですがそこまで行けず今まで生きてきてしまいました。どうやら泣くひとになるらしいです。笑
(そのときの気分とか,飲んでる状況によりけりだと思うけど…)

泣き疲れて気づいたら,東京駅に着いていて,知らないお姉さんがポンポンと起こしてくれました。
やべぇ超はずかしい。笑

3年前には…出身高校と東京を行き来していた時期があったのだけど,あずさが新宿に着いても起きられず,車内清掃のおじさんに起こされたときはかなりショックでした。それに近いものを味わいました。笑 


そして帰宅後は死んだように眠り,今日はゆっくり午後から出勤しましたとさ。



あ,そうだ。話前後しちゃうけど,最後の最後に長野東の気になっていた役者さんとお話できたとき,「(本当の本当に地元で関東を開催できるのは)20年に一度」という言葉が出てきました。
私も現役のときに本気の地元で関東がありました。地区大会と関東の会場が一緒っていう。本気のやつ。
そう思うと,私もラッキーガールだったのかもしれません。(ガールね,ガール。)今回は屋代の皆さんがそうだった…のかな。
今回出会った高校生の皆さんは,どんな大人になるのかな。もう二度と会わない方もきっといるだろうけど,人生のうちの一瞬でもつながりを持つことができて,カサハラさん幸せでした。


レポ的なものを期待した方,すみません。笑
あくまで日記なので。このブログ…。
2015年を生きる高校生や周りの大人の「今,ここ」に触れることができて,とても幸せな2日間でした。

運営に携わった皆様,出場された皆様,本当にお疲れ様でした。かなり満足です。ありがとうございましたー!

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