Saturday, May 9, 2015

2015年6月号の『シアターガイド』から。

そういえば。
劇場でのバイトを卒業してからは自由にシアターガイドを読む機会がなくなってしまったので,昨年からは毎月本屋さんに行くついでに立ち読みするようにしています。←だめな客

家の一番近くの本屋さんは駅に入っている小さなところなので,扱える本も冊数も少ないのです。
シアターガイドは毎月入っても5冊程度。
なのに…
今月はその倍積まれていた!(・ω・)!!

多分…表紙と巻頭がももクロだったからだろうな…。

これがそれ。 シアターガイドwebサイトより。

舞台版『幕が上がる』特集…。すごいな…。(´ `)
ももクロの人気や広報側の推し推し具合を感じることができました。笑

そして『幕が上がる』は高校演劇の話なので,特集の最終ページでは青森中央高校の畑澤先生が高校演劇の1年間の流れについて,ご自身の高校の立場から執筆されているではありませんか!わぅ。

“全国大会は年度をまたいじゃう。おかしな話だ。”なんて文章を読みながら(ふんふんふん,そーだよね~)と思い読み進めていたのですが,
最後の一段落を読んでてあれ?と思ったのが,


“演劇によって幸福を味わっている者が,演劇で世の役に立とうとする。それこそが演劇を学ぶことの意味だと,考えるのである。”


という(ような)文章。うろ覚えなので正確な文章じゃないと思いますが,とりあえずこんな感じの主旨。

その文章を読んだ瞬間,もし私が高校の演劇部の顧問になっても,畑澤先生とは同じ部活で指導ができない…!と思いました(笑)。

理由その①
私は演劇部であろうが野球部であろうが何であろうが,教育の一環として部活動があると思っているので,そもそも「演劇を学ぶ」ために部活があると思っていないのです。(演劇と演劇部は違う)

理由その②
演劇をする幸福を味わったひとたち(部員たち)が,今やっている部活を卒業してもそれぞれの分野で世の役に立っていけばいいと私は思っているので,先生とは見ているスパンが違うかなーという印象でした。

まぁ…この最後の段落も本当に数行なので,詰め込んで詰め込んでこの表現にされたのかなーと思うと,特に②について畑澤先生が仰っているのは「部活をやっている間」の話で,卒業後はそれぞれの分野で…と先生も思ってはいらっしゃると思うのですが。でもきっと,先生と私は似た考えにはならないんだろうな~としみじみ思いました。

もちろんどっちがどうとかではなく,大事なのは「私とあなたの違いを認識すること」だと思うので,自己理解のためのメモと言う感じで今日の日記に書き残しておきたいと思います。

おわりー。

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