Tuesday, February 6, 2007

“女は世界の奴隷か・・・”

きっと

あの子とあたしは似ている

いろいろ似ている。


だからきっと


この距離があるのだと思う。


9:53のりか。

+++

今日!!私はクラスの友達と映画デートしてきました。(笑)

ちょっと気になる「マリー・アントワネット」!!(>▽<*)以下またまたネタバレ注意ー。

しかも彼女のお母様と3人で。あははー。女のデートだねッ!!

しかしこの映画、県内ではアイシティでしかやってない→アイシティシネマは高い!→火曜日はレディースデイ(1000円)

ってことで今日。2部のあとに行ってきたよ。

なんか・・・ベルばらの影響もあるんだろうけど、マリー・アントワネットって、フランスの人々に歓迎されて、全国民に愛されて・・・って印象を持っていたからびっくりした。映画の中では、国民はおろか、宮廷の人達にだって言い顔されてない。

なんでもルイ14世がいろいろ仕切っちゃったせいで、マリーさんは
着替えもお風呂も食事も 何もかも、みんなの目の前でしなくちゃいけなかったそうな。

この売り文句(笑)のひとつに「14歳で結婚 18歳でフランス王妃」ってのがありますが。

今のわたしが一国の王妃になるなんて、絶対無理だわー・・・。相手も未成年だし!!何より慣習が、ついていけません。(Θ_Θ;)

でですね。
なんか途中から「メアリー・ステュアート」思い出しました。例の高2の12月に観た。
そのお芝居のキャッチコピーが今日のタイトルなんですが、メアリーの時代から2世紀経っても、ううん、なんだかずっと昔から、女が世界に使われているような気がしてしまった。
もとはといえばマリーさんは祖国のために嫁ぐしね。

今話題!?の「産む機械」じゃないけれど、周りからも自分の母親からも、「世継ぎを生まなければあなたの立場は危ういのですよ」とか言われちゃったら、どれだけ切ないことだろう。

なんだかしょぼん。。。

でも今は男女平等な時代だしね。ある人は「平等」じゃなくて「同権」が正しいんじゃないの?って言ってたくらいだしね。


して、てっきり映画は処刑されるところまでいくのかと思いきや、「え、ココで終わり!?」ってとこで終わった。びっくり。(笑)

ラストの、いちばんさいごの、「並木を見ているの?」というルイ16世の投げかけに対して、「(ヴェルサイユに)お別れを言っているの」というマリーのせりふがとっても印象的でした。
馬車にかっぱかっぱ揺られながら。

主役のソフィア・コッポラさんはなんであんなに肌がきれいなの!?(`□´;)うらやましい!!
フランスの話なのに英語でやってるとこがまたすごい。(笑)

くるくるくるくる、ほんと全体が仮面舞踏会のようで、楽しかった♪
ただしやっぱり孤独。
うん、せりふ少ない映画だったね。全体的に。
その分ささいな動作や表情で人の感情が伝わるというか。
友達も言ってたけど、「行ってみたいけど住みたくないヴェルサイユ!!」
うん、ほんとそんな映画でした!!おしまい。





予告編できゅんとしたけど、「東京タワー」に松たか子さん出るんだね。

・・・・・・・・・・・・・・・みたい。(笑)

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