週休日と三連休をもらい,がつっと夏休みしてきました。
切符を買おうとしたのが乗りたい前日で,あずさの指定席は当然取れず…。
だから考えたんです。
あずさの自由席に発車の一時間くらい前から並んで,それでも座れなかったときのことを!
リカさんは新宿から茅野まで立ちっぱなしだった経験があります。いやー,あれはつらかったー。せいぜい甲府までだと思って生きてきたのに,記録を更新しちゃったんだもの。
あずさは立つ前提で作ってる車両じゃないから,つり革とかないし…。
それならば!時間がかかっても座れる可能性の高い鈍行の方が良いのでは!(゜▽゜)
…と考え,朝5時過ぎに家を出て,6時14分高尾発松本行きに乗って帰って参りました…。
ほんとに始発だと,途中駅であずさの通過待ちとかないから,ある意味早いんです。
この6時14分にそのまま乗っていると塩尻で待ち合わせがあるんですが,岡谷で飯田線からやってきた松本行きに乗り換えると,通過待ちや待ち合わせゼロで9時30分くらいに松本に着きます。
いいでしょ。(いいのか。)
さらに私は大糸線に揺られ…
ドア to ドアで,6時間。
これ,普通に沖縄とか北海道とか行けちゃいますよね。乗り物を変えれば…(笑)
でも,楽しかったです。
音楽がゆっくり聴けるのも,じわじわ目的地に向かえるのも,悪くないです。
ただ私は大糸線はド田舎を走ってると思ってるのに,この時期は登山客のみなさまがいらっしゃるので,何気に座席確保が難しかったりするのが落とし穴だなーと感じます。
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おばちゃんちではいとこ夫婦の子ども(小5と小3)が遊びに来ててわちゃわちゃ遊んだり,
おばあちゃんちでは死ぬ前に食べたかった美好のカツ丼を食べられたり,
お姉ちゃんと「アナ雪」レンタルして観られたり,
おばちゃんち(2回目)ではおばちゃんの弟(=私の父)の話をいろいろ聞けたり,
最終日には
この日記に書いたタカ先輩のお宅を訪問出来たり,
実に充実した夏休みでした。
それが病気であっても,自殺であっても,親より先に死ぬことはいけないことなんだなぁとぼんやり思いました。
ちなみに先輩は,
遺影と最近撮ったお写真ふたつがあったのだけど,私の知ってる先輩は,やっぱり遺影の方で,
あぁ,こんなふうになってたんだなぁとしみじみ思いました。
あと,先輩とは高校でしか一緒ではなかったので,その先の生活や様子がどんなものなのかはわからなかったのです。
ご家族の方が写真をムービーにまとめたものを見せてくださって,そこで大学生のときのタカ先輩,社会人のタカ先輩に触れることができたような気がします。
職場で後輩ができたことをとても喜んでいたと,お母様がお話してくださいました。
きっと,タカ先輩って先輩よりも後輩が好きなんだろうなと思いました。
私も後輩だったから,なんとなくわかる。
末っ子だから,特にそうなのかもしれない。
ご家族からは,「ときどき思い出してください」とお声をかけてもらったけど,
中村勘三郎に対する野田秀樹の弔辞じゃないけど,
ふとした瞬間に,これからもあなたを思い出します。
春のまだツンと冷たい空気の中で,
夏の暑い日差しの下で,
秋の気持ちいい日中や,
かじかんでしまいそうな冬の日の,
ほんの一瞬で,
これからもあなたを思い出します。
そうしてまたあなたに会えるまで,生きていたい。